“Made in Local” をコンセプトに、川崎市の食材を使ったメニューを多く展開する「Len」系列。今回は、本店に併設する『Len Cafe』より、パンの盛り合わせとスパイスカレー、夏季限定のかき氷をご紹介します。特に、見た目のインパクト抜群の個性的なかき氷は、“必食” です。
目当てのカフェはベーカリーの奥に。

『Len 溝の口本店』。手前には見た目も美しいパンが、棚には焼き菓子が並ぶ。写真右奥がカフェゾーン。

『Len Cafe』。テーブル 12 席とソファ 11 席のほかに、カウンターが 6 席。天井が高く、席間のゆとりもあるので、居心地がいい。
今回の目的地『Len Cafe』は、『Len 溝の口本店』の “右奥” にあり。すなわち、2 度、「いらっしゃいませ」と歓迎される。週末は 11 時のオープン直後から、続々と客が訪れる。
ランチの王道は、パンのアソートセット︕

各席に置かれているメニュー。パンとチーズケーキの温かいイラストにほっこり。
ランチは、目玉の“パンの盛り合わせ”のほか、カレーやカフェメニューを展開。「うみたてたまごのブリュレシュー」770 円や「クリスピ ードーナツサンド」770 円などのスイーツも人気。

「Len パンアソート」990 円。1.クロックムッシュ 2.みよしのあんぱん 3.海苔まる 4.キコリの竹炭ショコラ 5.もっちりほっぺのクリームパン 6.アップルシナモンケーキ 7.チャイメロンパン 8.ほうれん草とベーコンのタルティーヌ

元住吉『高喜商店』の海苔とチーズを練りこんだ生地に、クリームチーズと塩昆布を包んで、揚げた一品。酒のアテにもなりそう。
8 種類が日替わりで楽しめる「Len パンアソート」990 円には、“甘い系”と“しょっぱい系”がバランスよく並ぶ。イタリアンの経験があるシェフが生み出した独創的なパンは、見た目から想像できない味のものも多く、食べるのが楽しいひと皿。気に入った品々を隣のベーカリーでテイクアウトする客も多いのだとか。
スパイスカレーが新たな定番に︕

「チキンカレー」1,430 円。+220 円で「日替わりカレー」との 2 種盛りも可能。
系列のカフェ『TETO-TEO』での人気メニューが、この夏から『Len Cafe』の定番メニューに仲間入り。シナモンスティック、カルダモン、クローブ、クミンシード、ブラウンマスタードシード、クミン、コリアンダー、カルダモン、カイエンペッパー、ターメリックなど、10 種類以上のスパイスが入ったカレーには、メインの鶏モモ肉がゴロゴロと入る。ターメリックライスに添えられた“にんじんと玉ねぎのアチャール”も、クセになる美味しさだ。
〆は個性派かき氷で決まり︕

「チョコミント」1,540 円。手づくりのミントクリームの上から、チョコソースがたっぷりと注がれる、迫力満点の一品。

練乳とミントクリーム、チョコソースをかけては、上から氷を重ねる…。この工程を 3 度繰り返して仕上げる。
アイスクリームでは定番の「チョコミント」も、かき氷ではかなり希少。ひと口目は驚くが、不思議と手が止まらなくなる美味しさ。スパイスカレーで火照った体に、この清涼感はヤミツキになる…︕

「わがまま苺みるく」1,320 円。シロップには、川崎市「小泉農園」のわがまま苺を使用。同店の一番人気だ。

「白桃とアールグレイのかき氷」1,540 円。マスカルポーネクリームと、アールグレイ・パウダーの相性が抜群なのだとか。
種類はほかに、「わがまま苺みるく」と「抹茶あずき」各 1,320 円、数量限定の「白桃とアールグレイのかき氷」1,540 円をラインナップ。それぞれ、カレーとセットで注文すると 100 円引きになるのも嬉しい。いずれも 9 月末までの提供なのでお急ぎを…︕
今回、訪れたのはこちら。

『Len Cafe』へは、高津駅を出て国道 409 号線を北上。「高津」の交差点を左折し、県道 14 号線をしばらく進むと右側に現れる。
Len Cafe
住所︓高津区 3-13-5 LUNA PIENA 1F
電話︓080-7084-1127
時間︓12:00~17:00(土日祝 11:00~18:00)
定休︓月
Text & Photo︓Yuya Uemura(トル可)